いよいよ私が今回の旅のピークと勝手に考えていた、
クレイドルマウンテンでの宿泊の日がやって来ました。
家族でクレイドルマウンテンの近くで宿泊して星を見てウォンバットに出会う、という最高の絵を目指してホバートを出発しました。
子供たちに動物を何とかして見せたかった・・・。
ホバート出発!
この日は朝8時半ごろにはホバートを出発してクレイドルマウンテンへ向かう予定でした。
クレイドルマウンテンの周りにはスーパーはないだろうということでホバートのコールズで色々買っていくことにしました。
この日の宿泊予定はクレイドルマウンテンのそばのディスカバリーパークスというところなのですが、ここには売店がありビールやちょっとした食べ物、お菓子なんかはあるそうです。
コールズで夕食の肉や牛乳なんかを買った後出発したのが9時すぎくらいでした。
まだまだ予定通り。 ネット情報などからホバート からクレイドルマウンテンまで4時間の予定でいました。
寄り道はするからもうちょっとかかるかな、
くらいで考えていたのですが結果的に6時間半くらいかかりました。
クレイドルマウンテンまでの道中は、子供達と動物探しなんかをしながら快適なドライブでした。
というのもこの日は妻が運転してくれました。
2時間ほどは前の日に通った道を戻っていくドライブだったのですが、 私はスマホで色々と調べておきたいこともあったり、ナビをしっかり見ておきたいということもあったりで、妻に運転を代わってもらいました。
妻も車に揺られるとすぐに寝てたので運転している方が旅行を満喫できてる感じでした。
寝てたらどこでもいっしょですからね。
やはり移動中とはいえタスマニアでのドライブを共有するというのが良かったですね。
クレイドルマウンテンという完全な山に向かうのででガソリンは必ず入れておくことにしました。
前日にロンセストン空港からホバートへ行きそこからこの日にロンセストンの近くまで戻ってきたところで給油しました。
ガソリンは半分ぐらい減っていました。 予定の道から外れて少し遠回りしてガソリンスタンドに立ちよりました。
オーストラリアでの初めての給油です。
なんでも一度はやっておいた方が良いなあ、と思わされる事態になりました。
海外レンタカーでの給油
レンタカーの燃料の種類がわからなかったのです。 普通に考えてレギュラーなのですが、不安なので 売店の人に聞くと、やはりレンタカー会社に確認した方が良いとのことでした。
燃料の種類は軽油、レギュラー、ハイオクという表示は違っているけれどそう分かれてるんだろうなという表示がありました。
で、レンタカー会社に連絡しようと公衆電話を探したのですが店の人に聞いても、 公衆電話は無いなあと かなり困ってました。
ちなみに、ちょうどこの時子供たちはメチャクチャケンカをしていたみたいで妻に怒られているところでした。
私はそんなことはそっちのけで、燃料問題に取り組んでいました。
困っていたら店の人が、 良かったら俺の携帯使っていいよ! って感じで快く貸してくれました。
なんていい人! 当たり前のように貸してくれました。
すぐにレンタカー会社に電話して、 アンリード91 という種類だということがわかりました。
このアンリード91という種類が日本でいうレギュラーガソリンなんかな、とか考えながら給油してました。
車を借りるときはこんな当たり前のことも確認しないといけませんね。
クレイドルマウンテンの方向へ進路が西へ
ガソリンスタンドを後にしてから今まで大体北へ向かって走っていたのですが、大きく西へ向かう感じになります。
道の感じがより動物が飛び出してきそうな道になりました。
感じがするだけで、全く出会えませんでしたが。 徐々にクレイドルマウンテンまで何キロというような看板も出てくるようになりました。
妻が運転してくれているので私はスマホのナビと地図を見ながらナビしていました。
かなり遠くに大きめの山が見えてきました。
クレイドルマウンテンの形とはちがっていたので裏側かな、とか思いながら道は近づいていっていました。
結構近くまで来ると壮大な感じがすごかったのでもう完全にクレイドルマウンテンに来たーと思っていたのですが、全然違う山でした。
この山を過ぎたあたりからなんか山道って感じになっていきました。
クレイドルマウンテンまで10キロ切ったところくらいまで来た頃に持ってきていたWIFIが完全につながらなくなりました。
スマホでのナビ確認ができなくなったのですが、そんなに道路の分岐もなくなってきていたので地図もあるし迷うことはないだろうと考えていました。
私が今回の旅行で日本から借りてきたWIFIルータなんですが私が思っていた以上に回線も早くこのクレイドルマウンテン周辺以外ではほとんど電波のエラーもなく重宝しました。
OPTUSというオーストラリアブランドのルータが、なんで繋がりやすかったのかはわかりませんが本当助かりましたね。
クレイドルマウンテン ビジターセンター到着!
15時30分くらいにクレイドルマウンテンのビジターセンター到着です。
ここで宿泊施設の場所など情報収集です。
考えていたよりも2時間ほど遅れての到着でした。
運転に関しては私よりも妻の方が圧倒的にスピードを出しているのですが移動予定時間が完全に間違ってたみたいですね。
私の実感としてホバート からクレイドルマウンテンまでは寄り道などなしで、4時間くらいですね。
妻には結構な距離を運転してもらいました。
おつかれ様でした。
私は20数年前にはこの辺りにはきているはずなのですが、ほとんどどの場所がどうでとかおぼえていません。
こんなビジターセンターがあったのかな、 とかおもいながら、大きな駐車場を眺めていました。
には沢山の車が止まってありました。
車も多かったのですがまだまだ駐車場には余裕がありました。
ですが日によっては満車はあり得るのかなというくらい多かったです。
ビジターセンターの中はというとカフェやトレッキンググッズのショップがあります。
そのとなりにビジターセンターのカウンターがありました。
ここでナショナルパーク入場料を支払います。
1日ファミリー価格で40ドルくらいです。
クレイドルマウンテン側のダブ湖からマリオンズピークまで行くという2時間コースを予定してたのですが、シャトルバスの時間が18時までなのでかなり微妙でした。
ダブ湖からビジターセンターまではバスで20分くらいかかります。
もしここを歩いたら2時間くらいかかるので最終バスに乗り遅れたら結構大変な感じでした。 ダブ湖はシャトルバスの終点に位置しています。
そのダブ湖前には一般車両も駐車できるそこそこ大きな駐車場があります。
その駐車場までは自家用車でもいけるのですが車がいっぱいで入らせてはくれませんでした。
車で行けるのであれば、時間は気にしなくてよいのですが。
どうしようか色々考えていたのですが、とりあえずこの日の宿泊施設のディスカバリーパークにチェックインすることにしました。
クレイドルマウンテンでの宿泊はディスカバリーパーク
ディスカバリーパークはビジターセンターの前の道を渡ってちょっと登ったところにありました。
歩いてもすぐです。
受付の小屋には売店もあって、ちょっとした食べ物やビールなどおいてありました。
私もビール2本買っちゃいました。
子供はなぜかトランプを購入してました。
ディスカバリーパークという宿泊施設
私たちが泊まる宿はコテージタイプでした。
このディスカバリーパークという宿泊施設は、コテージがいくつも並んで立っているタイプでした。
この施設の敷地に入るにはロボットゲートがあり利用者しか車では入れなくなっています。
施設の敷地内にはキャンプができたり、キャンピングカーでも利用できたりします。
共用のキッチン、バーベキュースペース、トイレ、シャワーやランドリーなんかもありました。
私たちが泊まるコテージは21番で真ん前に車を止めるのとができるのでかなり良いです。
荷物も運び入れました。
予定していたマリオンズピークにこの時間から行くことに関して売店の人やビジターセンターの人などいろんな人の意見によりやめることにしました。
シャトルバスでクレイドルマウンテンの近くダブ湖へ
とはいえ、そとはまだまだ明るいのでシャトルバスでダブ湖までは行くことにしました。
シャトルバスにのるために再度ビジターセンターへいきました。
17時前くらいになっていたので、ダブ湖行きのバスをまっているのは私たちだけでした。
まだまだ外は明るく夕方の感じもなかったのですがバスが18時までとなっているのでこれくらいから行く人は少ないのかもしれません。
ビジターセンターからダブ湖までの間に2箇所くらいの停留所があります。
クレイドルマウンテンロッジのすぐ近くと、ロニークリークの入り口、だったと思います。
ダブ湖までの道は思っていたよりも狭い道で対抗車とのすれ違いで何度も止まっていました。
次の日の朝はやくに自家用車でダブ湖まで行くつもりにしていたのですが、アッサリ変更しました。
慣れてない狭い道でレンタカーでとか考えてたらシャトルバスでええやん、となったわけです。
バスに乗ること20分くらいでダブ湖到着。
バスを降りると残念なことに小雨が降ってました。
私的にはかなり残念でした。
この日の夜の星空をこの旅のピークに考えていてからです。
バスを降りてダブ湖の方へ向かうと、壮大な景色に圧倒されました。20数年ぶりのクレイドルマウンテンとの再会。
前回は快晴だったのですがそれほどこの山に対しては何も思わなかったのかあまり景色自体おぼえてないのですが、今回は天気が悪く雲がかかってるのですが感動しましたね。
時間があまりないのでダブ湖を一周するつもりで来たのですが霧雨が降ったり止んだりなので、ダブ湖のそばにある小山のところまで行って戻ることにしました。
ダブ湖を出発してすぐにバスの運転手さんが、
あそこにウォンバットがいるよ、
と教えてくれました。
やっとウォンバットを見ることができました。
前はその辺にいた感じなんですか、こんなに苦労するとは。
ビジターセンターに戻る前にクレイドルマウンテンロッジの前でおりました。
クレイドルマウンテンの宿泊施設としては人気のロッジです。
ちょっと値段は高めですが、こんどはここに来たいなぁ。
「クレイドルマウンテンロッジには確か動物がたくさんいたなぁ、」
という私の記憶をもとに行ってみることにしました。
時間がすでに18時30分前ぐらいだったのであまり時間がないなか何とか行ってみました。
しかしながら何の動物も見当たりませんでした。
クレイドルマウンテンロッジからいくつかのウォーキングコースがあったので、とりあえずバスに乗り遅れてはいけないので20分のウォーキングコースに行くことにしました。
他にも結構ウォーキングコースを散策している人たちもいたのでちょっと安心でした。
あたりが若干薄暗くなってきたので動物が出てくるかなぁ
と子供たちと一緒にボードウォークを楽しんでいました。
しかし残念ながら動物にも出会うことがありませんでした。
いい感じ
最終ギリギリくらいのシャトルバスに乗ってビジターセンターへ戻ってきました。
空の様子はやはり小雨が降るくらいですので曇っていました。
宿に戻ってから食事の準備にかかりました。
私たちのキャビンでもスーパーで買ってきた肉を焼くことができたのですが、施設内の共同のBBQ設備で焼いてから持ち帰ることにしました。
BBQ施設は本来施設内にテントで宿泊する人向けみたいなのですが、一応確認したら誰でも使用OKでしたので使わせてもらいました。
暖炉もあっていい感じです。
ガンガンに肉を焼きました。
キャビンに持って帰りました。
この日の肉はこの日の朝にコールズで買ったものだったのですが、やはり前日のマーケットのお肉には及びませんでした。
ディスカバリーパークスについて
私たちが宿泊したディスカバリーパークスという施設はクレイドルマウンテンの敷地内にあるので本当に山小屋でした。
というのもシャワーや水道の水は赤い色をしていました。
飲み水用の蛇口の水ですらうっすら赤かったですね。
ベッドもとても山小屋の感じでした。
私の予定ではこの日の夜の夜空を旅のピーク?に考えていました。
圧倒的な星空を期待していました。
私が20数年前に見たタスマニアでの星空を家族に最高の場所で見せてあげたかったのですが、空にはうっすら雲がかかっていました。
残念ながら星空は見えませんでした。
動物に会いに夜の散歩に出かけましたが・・・
夕食、シャワーを済ませて寝る前に家族で施設内を夜の散歩に出かけました。
動物探しです。
あたりは真っ暗なのですが、施設内の道には小さいライトが設置されていたので歩きやすかったです。
子どもたちは日本からヘッドライトも持ってきていました。
30分ほど散歩してみましたが特に何にも見つけられずに戻りました。
キャビンに戻ってから私は次の日の予定を考えてから寝ることにしました。
マリオンズピークにはいかずにロニークリークというボードウォークからダブ湖へ行くことにしました。
この次の日の早朝にまた散歩することにして寝ました。
とはいえ私は夜中に何度も起きて夜空の星を確認していましたが、ダメでした。